『人間ドック』という言葉は、そもそも「船のドック入り」に由来しています。
それは、現在活躍している船でも定期的にドック入りして点検整備をして、次の航海に備えるということです。私達人間も、いつまでも健康な体でありたいと思っています。健康な体であることは、本人はもとより、家族にとっても大変幸せなことです。
私達の体というものは、何も異常がないと思っていても、外観と気持ちだけでは、健康であると判断できません。そこで、病気にかからなくても定期的に、あなたの体に病気があるか、ないかを見つけ出すための検査をすることが大切となってきます。
つまり、各種の検査をして、そのデータをもとに体のどこかに異常があるかどうかを調べることが「人間ドック」なのです。
その結果「異常ありません」という判定を得た時には、あなたにとっても大きな自信となることでしょう。
そして、何よりも家族へのすばらしいプレゼントになりましょう。
また、万が一「異常を認めます」と判定されましても、それは直ちに病気であるというわけではなく、病気の早期発見、ひいては早期治療の手だてとなります。
生活習慣病の多くは発見されても完治の難しい病気ですが、本人の努力により病気が軽快したり、進行を抑えられる場合があります。
ぜひ、あなたの人生計画に、一年に1回の「人間ドック」を組み入れられ健康の保持に役立てていただきたいと思います。
- 大した自覚症状が無く、少しずつ進行してある時を境に元の健康な状態には戻らない病気
- 早期に発見して治療を開始しないと命を脅かす可能性のある病気
- 生活習慣を変えるなどすると、発症の確率を減らすことのできる病気
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