病院の概要 名称稲城市立病院所在地〒206-0801 東京都稲城市大丸1171電話:042-377-0931(代表)開設者稲城市開設者代表稲城市長 髙橋 勝浩管理者病院事業管理者 松﨑 章二開設年月日1946(昭和21) 年9月9日診療規模入院 290床標榜科目【26診療科】 内科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科 肝臓内科 内分泌糖尿病内科 腎臓内科 脳神経内科 精神科 外科 消化器外科 乳腺外科 整形外科 脳神経外科 小児科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 病理診断科 臨床検査科 救急科 麻酔科 診療指定 保険医療機関 二次救急医療機関紹介受診重点医療機関 災害拠点病院 臨床研修病院 労災保険指定医療機関 指定自立支援医療機関(精神通院・育成・更生医療) 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関 生活保護法指定医療機関 医療保護施設 結核指定医療機関 指定養育医療機関 戦傷病者特別援護法指定医療機関 原子爆弾被害者一般疾病医療機関 公害医療機関 母体保護法指定医の配置されている医療機関 在宅療養後方支援病院 DPC対象病院 難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定医療機関・指定医の配置されている医療機関 掲示事項施設基準(1) 入院基本料に関する事項 〇入院基本料 当院では厚生労働大臣が定める基準「一般病棟入院基本料 急性期一般入院料2(10:1)」に基づいて診療を行っているいる医療機関です。(日勤、夜勤あわせて)入院患者10人に対して1人以上の看護職員を配置しております。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。 (2) DPC対象病院に関する事項 〇DPC対象病院 当院は、厚生労働大臣が定める「DPC対象病院」です。入院医療費の計算を包括評価(DPC)方式で算定します。DPCにおける医療機関別係数は、1.4486(基礎係数:1.0451、機能評価係数Ⅰ:0.3356、機能評価係数Ⅱ:0.0505、救急補正係数:0.0174)となっております。 (3) 地方厚生(支)局長への届出事項に関する事項 〇入院時食事療養費 (1)当院は、入院時食事療養(Ⅰ)に関する届出を行っています。 (2)特別管理の届出を行い、管理栄養士によって管理された食事を、適時(夕食は午後6時)、適温で提供しています。 (3)当院で行っている選択メニューサービスは、患者さんが食事を選択することができるサービスですが、特別に負担していただく料金はありません。 (4) 明細書の発行状況に関する事項 〇明細書の発行体制 当院では、以前より医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書を発行する際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる診療明細書を無料で発行しています。この診療明細書は、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、無料で発行しています。 なお、診療明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、自己負担のある方で診療明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にその旨をお申し出ください。 (5) 保険外負担に関する事項 〇診断書・証明書及び保険外負担に係る費用 当院では、個別使用料、証明書・診断書等について、その利用に応じた実費のご負担をお願いしております。【保険外負担に係る費用一覧】をご参照ください。 〇特別療養環境の提供 当院では、3種類の特別室をご用意しております。1日の使用料は以下のとおりとなっております。 日数の計算は、午前0時00分を起点におこないますので、時間に関係なく午前0時00分をまたがって特別室に入院された場合の入院期間は2日間となります。 区分 病床数 タイプ 金額(税込) 設備等 特別室 10 1人部屋 16,500円 ユニットバス、テレビ、冷蔵庫、応接セット、ウォシュレット 38 1人部屋 11,000円 洗面付きトイレ、テレビ、冷蔵庫、ウォシュレット 24 2人部屋 4,400円 洗面付きトイレ、テレビ、冷蔵庫、ウォシュレット 〇初診・再診に係る費用の徴収(選定療養費) 初めて受診される方や一定期間受診されなかった方で、他の医療機関からの紹介状をお持ちでない場合は、保険診療とは別に、選定療養費を初診料算定時にお支払いしていただくことになります。なお、緊急やむを得ない事情により受診された場合などは適用されません。また、当院より他院宛の紹介状を発行後に、本人希望により引き続き当院を受診する場合は、保険診療とは別に、選定療養費を外来診療料算定時に受診の都度お支払いしていただくことになります。 非紹介患者加算料(初診) 7,700円(税込) 非紹介患者加算料(再診) 3,300円(税込) 〇規定回数を超えて受ける診療 受診された方のご希望により、医科点数表等に規定する回数等を超えてお受けになりました診療につきましては、以下のとおり特別に料金を徴収させていただきます。 ①α-フェトプロテイン(AFP) 1,110円 ②癌胎児性抗原(CEA) 1,080円 ③前立腺特異抗原(PSA) 1,360円 ④前立腺特異抗原(CA19-9) 1,360円 (料金には消費税が含まれています。) 〇多焦点眼内レンズを使用する白内障手術の選定医療費 多焦点眼内レンズを使用する白内障手術を受ける場合、当院では選定療養の費用として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。 多焦点眼内レンズの販売名 医薬品医療機器等法承認番号 金額 アルコン Clareon PanOptix 30200BZX00294000 320,000円 アルコン Clareon PanOptix TORIC 30300BZX00153000 330,000円 アルコン Clareon PanOptix AutonoMe 30200BZX00293000 320,000円 アルコン Clareon PanOptix TORIC AutonoMe 30400BZX00250000 330,000円 アルコン Clareon Vivity AutonoMe 30500BZX00041000 320,000円 (6) 届出に関する事項 〇施設基準一覧 〇医療DX推進体制整備加算 ・医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を閲覧・活用し診療を行っています。 ・マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。 〇医療情報取得加算 当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さまの診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です。 〇後発医薬品使用体制加算 当院は、後発医薬品の使用を積極的に取り組んでおります。医薬品の供給が不足等した場合には治療計画等の見直しを行い、医薬品の供給状況によって投与する薬剤を変更する可能性がありますが、変更する際にはご説明させていただきます。 〇一般名処方加算 当院では、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。現在、一部の医薬品については 十分な供給が難しい状況が続いております。このため、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。 なお、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品(長期収載品)の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。 *特別の料金とは、先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金のことを言います。 *先発医薬品を処方する医療上の必要があると認められる場合等はこの限りではありません。 〇院内トリージ実施料 当院では、患者さんの身体の状態によりトリアージ(優先順位の決定)をしています。緊急性の高い患者さんを優先して診察する場合があり、受付の順番と異なることがありますので、ご迷惑をおかけする場合もございますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 〇ハイリスク分娩管理加算 ・令和6年1月~令和6年12月の分娩件数 217件 ・常勤の産婦人科医:5名 ・常勤の助産師:19名 〇外来腫瘍科学療法診療科 当院では、外来での化学療法を推進するため、以下の体制で診療を行っております。 ・専任の医師、看護師、または薬剤師を1名以上配置しています。 ・がん治療による副作用等や病状により緊急で入院が必要となった場合に、入院できる体制を確保しています。 ・実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催しています。 ・外来化学療法治療中の副作用等の緊急相談等に24 時間対応できる連絡体制を整備しています。 電話番号(代表)042-377-0931 〇協力対象施設入所者入院加算 当院では、「協力対象施設入所者入院加算」の届出を行っています。下記の介護保険施設の協力医療機関として、当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制をとっています。また、緊急時には入院できる体制を確保しています。さらに、連携介護保険施設と入所者の診療情報及び緊急時の対応方針等の共有を図るため、月1回以上の頻度でカンファレンスを実施しています。 ・介護老人保健施設 デンマークイン若葉台 ・介護老人福祉施設 いなぎ正吉苑 ・介護老人福祉施設 いなぎ苑 ・介護老人福祉施設 ひらお苑 関連大学病院 慶應義塾大学病院 聖マリアンナ医科大学病院 杏林大学医学部付属病院 連携医師会 稲城市医師会 多摩市医師会 病院の沿革 1940(昭和15)年 4月東京第二陸軍造兵廠多摩製造所多摩病院として設置1946(昭和21)年 8月稲城村に移管、厚生省に村立病院開設申請1946(昭和21)年 9月病院開設許可、稲城村国民健康保険直営稲城病院として発足、事務代行は稲城村農業会が担当1948(昭和23)年 7月稲城農業会から村に事務移管、稲城村立稲城病院となる1953(昭和28)年 9月坂浜診療所開設1968(昭和43)年 4月名称を町立国民健康保険稲城中央病院と改称1971(昭和46)年 2月前病院完成(地下1階地上6階)1971(昭和46)年 11月市制施行に伴い稲城市立病院と改称1998(平成10)年 7月現行病院完成(地下1階地上6階、免震構造)2002(平成14)年 3月リハビリテーション室増改築、HCU改修2004(平成16)年 3月救急外来棟増改築2008(平成20)年 11月電子カルテ開始2009(平成21)年 7月DPC対象病院2010(平成22)年 4月基幹型臨床研修病院2012(平成24)年 5月健診・外来棟オープン2019(平成31)年 4月地方公営企業法の全部適用化(病院事業管理者就任) 70周年記念誌 自治体立病院としての開設70周年を記念して、当院の特色や沿革をまとめた冊子を作成しましたので、ぜひご覧ください。 記念誌ダウンロード