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部門紹介

放射線治療

リニアック

2012年7月にSIEMENS社製 ARTISTEを導入し、治療を行っています。
エネルギーの高い放射線を使用し、体表面や体内にある病巣を三次元治療計画にて、治療します。
放射線は目に見えず、体にあたっても痛みや熱さなど何も感じません。
手術をすれば大きな傷跡が残ったり、体の外観や機能が損なわれたりするような場合でも、
放射線治療では障害や副作用を最小限におさえて治療をすることが可能です。
治療に必要な範囲以外には放射線はあたりませんので、頭部に照射する場合以外、髪の毛は抜けません。
放射線治療をおこなう目的は大きく分けて2つあります。
病気を治癒させることを目的とした根治的治療と症状の改善を目的とした姑息的(緩和)治療があります。

根治的治療

臓器の形態や機能を温存して病気の治癒を一番の目的とします。
放射線単独での治療や、放射線と化学療法を併用した治療をおこないます。
頭頸部、肺、子宮、前立腺、リンパ腫などの疾患で行われます。
手術前や手術後に照射をおこなうこともあります。
病気の再発を防止する予防照射は根治照射に部類します。
その他に、病気の再発を防止する目的で、乳癌手術後の残存乳房に対して予防的放射線治療が行われます。

姑息的治療

骨転移に対する疼痛の緩和や脳転移に対する神経症状の改善を目的とします。
また、肺にできた病変が血管や気管を圧迫して顔面、上肢のむくみ、呼吸困難等の症状が現れた場合に、 その症状を改善するために緊急で照射を行うこともあります。
生活の質(QOL : Quality of Life)の向上を考える上では大切な治療です。

【SIEMENS社製 ARTISTE】

【SIEMENS社製 ARTISTE】

【治療計画】

【治療計画】