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診療科紹介

作業療法部門

作業療法部門の紹介です。


作業療法(Occupational Therapy :OT)

病気やケガによる心身機能の低下により、日常生活に支障をきたしている方に対して、その人らしい生活を送れるように援助を行っています。
身体機能訓練や手工芸(折り紙、ぬり絵、籐細工、革細工など)、着替え・整容・食事・排泄などの日常生活動作といった「作業活動」を通して、その人に合わせた回復を目指します。また、認知機能低下や高次脳機能障害に対するアプローチ、精神機能賦活、生活がしやすくなるように環境調整の指導・支援を行っています。

作業療法室

作業療法室

対象者

  • 脳梗塞などの脳血管障害のある人
  • 骨折、肩関節周囲炎などの整形外科疾患のある人
  • 記憶力低下や注意力低下などの高次脳機能障害のある人
  • 長期臥床による筋力低下のある人

作業療法の内容

身体機能訓練

主に上肢の麻痺や骨折、神経障害などに対して上手く動かせるように練習を行います。
筋の促通訓練、関節可動域訓練、筋力増強訓練、手指の機能訓練などを行っています。

身体機能訓練

(左)関節可動域訓練 (中)筋力増強訓練 (右)手指の機能訓練

日常生活動作訓練

日常生活が送りやすくなるよう、着替えや食事、トイレなどの練習を行います。
また、調理や洗濯など家事動作の練習も行っています。
やりにくい動作に対しては工夫を一緒に考えるなど、生活上のアドバイスを行います。

(左)着替えの練習 (中)箸の練習 (右)トイレの練習

高次脳機能・認知機能訓練

構成力や注意力、思考力向上、精神賦活のためにパズルや計算、書字など認知機能訓練を行います。
また、高次脳機能障害に対するアプローチも行っています。

高次脳機能・認知機能訓練

(左)構成・注意機能訓練 (中)パズル (右)計算練習

家屋、環境調整

状況に応じて、手すりの設置や福祉機器の導入など環境調整のアドバイスを行います。

手作業、趣味的活動

手指リハビリのためや、注意・集中力の向上、精神的な安定を図るため、手作業や趣味的活動を行っています。

レクレーション活動

風船バレーなどの軽スポーツを通して心身の活動性向上を促します。

道具の工夫:自助具、補装具

生活のしやすさを考え、道具の工夫や情報提供、その人に合わせた道具を提供・作製(自助具・補装具)することもあります。